ランドセル寄付

発展途上国への寄付や支援には様々な方法があります。
途上国は今このときも様々な問題を抱えています。
食料問題や生活問題のほかにも、識字率や子供の就学率の低さも問題になっています。

就学への支援として日本からできることの一つに、ランドセルを送るという方法があります。

発展途上国の子供の中には、山岳部などを通学している子供もいます。
歩きづらい道を長時間歩く中で、怪我をしたり学習用品を紛失してしまうことがあります。
原因の一つが学用品を入れる手提げ袋にあるといわれています。
片手で持つためどうしても歩く時のバランスが悪くなるのです。

ランドセルは日本固有のものですが、子供がたくさんの学用品を運ぶのにとても優れたものです。
小学校を卒業後に使用しなくなったランドセルを届けることにより、途上国の就学問題を支援しようとしている団体があります。

新聞や雑誌、テレビなどで報道されたのを見て知ったという人が多いと思います。
このサイトではランドセル寄付について紹介しています。

「想い出のランドセル募金 ~ランドセルは海を越えて~」

ランドセル寄付プログラムとしてテレビや新聞で紹介されているのは、「想い出のランドセル募金 ~ランドセルは海を越えて~」キャンペーンです。
財団法人ジョイセフが主催しています。

ランドセルをアフガニスタンの子供達に送るプロジェクトです。
2004年~2008年の初めにかけて、計40000以上のランドセルが贈られました。
現在も継続して活動が行われています。

使用済みのランドセルと海外輸送費を準備することによって、簡単にランドセルを贈ることができます。

ランドセルは横浜港からパキスタンのカシム港へ送られ、そこからトラックでアフガニスタンに運ばれます。

財団法人ジョイセフが主催し、社団法人日本かばん協会ランドセル工業会、株式会社クラレ、日本郵船グループが協力しています。

寄付の方法

アフガニスタンへのランドセル寄付の方法を紹介します。

寄贈するランドセルを準備します


ランドセルを用意します。
未使用のノート・鉛筆・クレヨンなども一緒に送ることができます。(刃物や衣類は入れないでください)
宗教上の理由から、アフガニスタンへは豚革を利用したランドセルは送ることができません。豚革のランドセルはイスラム圏以外の国に贈られます。


2.海外郵送費を振り込みます


ランドセル1個につき、1800円を郵便振替か銀行振り込みで指定口座に振り込みます。
または、書き損じはがきを40枚を送ります。
インターネット募金にも対応しました。
振込み先の口座


3.ランドセルを指定倉庫に送ります


現金の振込みか書き損じはがきの郵送後に、ランドセルを指定倉庫に郵送します。

〒224-0044
神奈川県横浜市都筑区川向町563
横浜貿易倉庫内
有限会社サンライト JP 事業部
TEL/FAX: 045-476-5388


振込み先や郵送先はジョイセフのホームページも確認してください。
http://www.joicfp.or.jp/jpn/randoseru/campaign_1.htm

ジョイセフの紹介

ジョイセフ
http://www.joicfp.or.jp/

財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)は世界の人口問題を考える国際NGOとして1968年に日本でつくられた団体です。

アジア、アフリカ、ラテンアメリカ地域の人々が、自立して健康で幸せな生活を送れるように、地域に密着した生活改善運動を行っています。

健康教育、家族計画、母子保健、栄養改善、環境衛生、収入づくりなど多岐にわたる分野で、地域に密着した草の根の国際支援活動を推進しています。

ジョイセフへの寄付金は、特定公益増進法人の資格に基づき、寄付金控除が受けられます。

ランドセル寄付のほかにも学用品や自転車の寄付支援などを行っています。
ランドセルは贈れないけれども学用品を贈りたいという場合にも利用できます。